人に自分の思いを伝えるのってなかなか難しいですよね。 仕事で上手く自分の考えを上手く使えたらなーと思い、この本を読んでみました。 本って読んでアウトプットすることって大事だと言いますし、自分のメモとしても書いていきます。
以下は100万部突破した佐々木圭一さんの「伝え方が9割」のまとめです。
目次
内容 「ノー」を「イエス」に変える3つのステップ- ①自分の頭の中をそのままコトバにしない
- ②相手の頭の中を想像する
- ③相手のメリットと一致するお願いを作る
- ①相手の好きなこと
- ②相手の嫌いなことの回避
- ④認められたい欲
- ⑤あなた限定
- ⑥チームワーク
- ⑦感謝
- ①サプライズ法
- ②ギャップ法
- ③赤裸々法
- ④リピート法
- ⑤クライマックス法
内容
この本はタイトル「伝え方が9割」とあるように、コトバ/伝え方を磨くガイドです。
著者の佐々木さんは現在はコピーライターとして大活躍されていますが、かつては伝えることが苦手でした。
しかし伝え方には「技術」があることに気づき、トライ&エラーで伝えるための方法を導き出したのです。
「ノー」を「イエス」に変える技術
以下は「ノー」を「イエス」に変える3つのステップです。
このステップは心構えにようなものですね。
①自分の頭の中をそのままコトバにしない
これは単純に頭に浮かんだ言葉をそのまま口にするなってことです!
②相手の頭の中を想像する
相手がどう考えるか、普段何を考えているのか想像してみましょう。何が好き?嫌い?どんな性格?などですね!
③相手のメリットと一致するお願いを作る
お願い相手に「イエス」となるものからコトバをつくる。
例えば、自分は相手とデートがしたい場合、相手のメリットとなることを考える。
イタリアンが好きな相手だったら
「驚くほど旨いパスタの店があるんだけど、行かない?」
といった具合で。
自分にとって目的はデートだけど、相手にとってパスタは魅力的で望んでいることでメリットです。
「イエス」に変える「7つの切り口」
①相手の好きなこと
自分が求めていることをストレートに言うのではなく、「相手の好きなこと」から作りましょう!
あなたに興味がない人がいたとして、パスタが好きな人をデートに誘う場合
「デートしてください」
ではなくて
「驚くほど旨いパスタどう?」
という感じで。
相手の好きなことをもとに、相手のメリットとなるようコトバを作ります!
②相手の嫌いなことの回避
例えば芝生が踏まれて困っている場合
「芝生に入らないで」
ではなく
「芝生に入ると、農薬の匂いがつきます」
相手の嫌いなことから、自分のお願いを伝えます。
③選択の自由
選択肢を作って選ばせよう!
2つ以上の相手の好きなことを並べることで、前向きに相手が選べるようにします。
人は「決断」が得意ではない一方で、2つ選択肢があるときの「比較」は得意です。
またデートの例で言うと「デートしてください」ではなくて
「驚くほど旨いパスタ店と石釜フォカッチャの店どちらがいい?」
と言うように選ばせることで相手のメリットとなります。
確かにやるかやらないか決断するより、予め選択肢があった方が、決めやすいですね。
④認められたい欲
相手の認められたい欲を満たしてあげよう!
人間の「認められたい欲」があるので、それを満たすようお願いしよう。
残業を頼む場合は
「残業お願いできる?」
ではなく
「君の企画書が刺さるんだよ。お願いできない?」
やっぱり承認欲求に訴えるのは強いですね。
人って認められたいですからね。
⑤あなた限定
「ミーティングに来てください」
ではなく
「他の人が来なくても、○○さんには来て欲しいんです」
あなただけはと言われると嬉しいですよね。
人は「限定」に弱いですからね。
これも承認欲求を満たす言葉です。
「このメールを見た人限定」、「誕生日のあなただけに」
みたいなのってよく見ますもんね。
⑥チームワーク
相手が「面倒くさいと思っている」「やる必要性がそこまで見つからない」場合に。
相手に勉強させたいとき
「勉強しなさい」
ではなく
「いっしょに勉強しよう」
一人でやるよりは一緒にやった方がいいですね!
仲間って大事です。
⑦感謝
感謝を伝えよう!
「ありがとう」と感謝を伝えられると、ノーとは言いにくい。
例えば、会社で落としにくい領収書を事務の方にお願いする場合、
「領収書をおとしてください」
ではなく
「いつもありがとうございます。領収書お願いできますか。」
やっぱり感謝っていうのは気持ち良いですし、そういう思いを持って過ごしていくべきですね。
「強いコトバ」をつくる5つの技術
①サプライズ法
伝えるコトバに、驚きのワードを作る方法です。
一番簡単な方法では「!」をつけること。
「好きだ」
よりも
「好きだ!!!!!」
の方が伝わりますよね。
他に驚きを演出するには
「そうだ、〜」
「ほら、〜」
「実は、〜」
「あ、〜」
などです。
「!」をつけるのは簡単で良いですね。
メールやチャットとかって、「。」で終わっていると素っ気ない感じになってしまいますしね。
僕も「!」はよく使ってます。そういう人は多いですよね!
②ギャップ法
「あなたが好き」
ということを伝えたい場合、スタート地点を下げ、言いたい意味にギャップを作ってあげます。
「嫌いになりたいのに、あなたが好き」
個人的にはこんなこという人はちょっと重いかなーと思ってしまいますが笑
ギャップ法は以下の流れで作ります
1.最も伝えたいコトバを決める。
2.伝えたいコトバの正反対のワードを考え、前半に入れる
3.前半と後半が繋がるよう、自由に言葉を埋める。
③赤裸々法
「赤裸々法」はあなたのコトバに、体温を感じさせ、時に詩人のようなニュアンスをつくり出す方法です。
「あなたが好き」
は
「くちびるがふるえてる。あなたが好き。」
のように。
1.最も伝えたいコトバを決める。
2.自分のカラダの反応を赤裸々にコトバにする
3.赤裸々ワードを、伝えたいコトバの前に入れる
個人的には使いにくいかなと思います。
普段使う場面はあまりなさそうですね。
あと、単純に恥ずかしいしちょっと重いかなーと。笑
④リピート法
相手の記憶にすり込み、感情をのせる技術です。
例えば「およげタイヤキくん」の歌詞に
まいにち まいにち ぼくらはてっぱんの〜
とあります。
「まいにち」が繰り返されているので飽き飽きしている感情を入れることができています。
これはシンプルにコトバを繰り返す方法ですね。
簡単にできます。
簡単簡単!
⑤クライマックス法
「これだけは覚えて欲しいのですが、〜」
「ここだけの話ですが、〜」
「3つのコツがあります、1つ目が〜」
などを使うことで、相手の集中スイッチを入れ直すことができます。
これはよく使っている人がいますね。
確かにこのような言葉を言われると、
「お、今から重要な話を言うんだな」
と思いますね!
まとめ
具体例がしっかりあって、すぐ活用していける実践的内容だと思います!
文字数は多くないので読みやすい本だと感じました。
この本の内容を実践して、伝える技術を身につけていきます!
ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます!!!!
初めて本のまとめを公に向けて書いてみましたが、ちょっと長くなりすぎですね。
なかなか上手くまとめられず、、、
何回も書いていけば上手くできるようになるはず!
個人的には、2,3分で軽く読めるようなものが良いと思うので次回からはそうしていけたらなーと思います。
あ、僕は個人でホームページ作成とかイラスト作成とかやっているので、もしご興味のある方はご連絡いただけたら嬉しいです!
では、また次本のまとめを書く際は、もう短く少し上手くまとめられるよう頑張ります!
Just do it!Just do it!